夕食は、桜の開花が待ち遠しい季節!春をイメージしたお楽しみメニューを提供しました。担当調理師は、櫻井です。
献立は、小柱ごはん-よもぎとすり身のすまし汁-鶏肉の山椒焼き-筍の土佐煮と菜花からし和え-鯛のお刺身-せりといかのお浸し-桜水ようかんです。
鶏肉の山椒焼きは、柔らかく ピリリと刺激的な余韻がいいですね。桜の葉を敷いて、桜の風味も味わえます。
三仕切り皿には、上品な味付けの筍の土佐煮や鯛のお造りとせりといかのお浸しが盛り付けております。
せりといかのお浸しのいかは、中国の伝説による幸運をもたらす鳥(鳳凰)の飾り切りをしました。見事な鳳凰で、薄くスライスして切り込みがあるので、柔らかく食べやすく いかを食べている感じは、しませんでした。
小柱御飯は、生姜の風味で、さっぱりと召し上がっていただき、スナップえんどうを加え 彩りもきれいですね。
すまし汁は、白身魚のすり身に大和芋とよもぎ粉をまぜ 蒸しました。はんぺんの様なふあふあな食感で、食べやすいです。
デザートの桜水ようかんは、桜あんの水ようかんの上に、桜の花の塩漬けをのせ、寒天を流し二層になっています。上品な花の香りが ほわっと口の中に広がります。また、甘いあんこに 塩漬けの桜の花の塩気が絶品で、お薦めのデザートになりました。
春をイメージしたお楽しみメニューは、旬の食材 よもぎ、筍、うどなどを使い、目でも舌でも楽しんでいただき、春の香りも満喫していただき好評でした。